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平成30年11月4日(日)渋谷区文化センター大和田4階さくらホールにて本会,公益社団法人渋谷区歯科医師会,グラクソ・スミスクライン・コンシューマー・ヘルスケア・ジャパン株式会社が主催して「東京デンタルフェスティバル2018 in 渋谷」を開催した。なお共催は東京都,渋谷区,後援として公益社団法人日本歯科医師会,公益社団法人東京都歯科衛生士会,一般社団法人東京都歯科技工士会,公益社団法人東京都栄養士会であった。今年のタイトルは「正しい口腔ケアで充実したセカンドライフを思いっきり生きよう!」として,「かかりつけ歯科医」を持ち「お口の健康」の重要性を理解していただき,ライフステージに沿った歯科保健事業を知っていただくイベントとして実施された。
当日はあいにくの雨となったが11時に展示ロビーが開かれるのを待つ列ができ,13時30分の講演会開始時間にはさくらホールも満席となった。オープニングアクトでは地元渋谷の國學院大學全學応援団のびっくりするほど大きな音の応援に続き山崎一男東京都歯科医師会会長,長田博史渋谷区歯科医師会会長,安部順子グラクソ・スミスクライン・コンシューマー・ヘルスケア・ジャパン株式会社オーラルヘルスマーケティング・ディレクター,長谷部健渋谷区長の挨拶で始まった。そして若林健史若林歯科医院院長による「中高年以降のオーラルケアの重要性」,仲谷寛日本歯科大学附属病院総合診療科教授による「爽やかなお口を保つために~知っておきたいお口のケア~」と題した講演会が行われた。
ゲストトークショーではタレントの麻木久仁子さんをお迎えして「自分の体験に基づく健診の大切さについて」を語っていただいた。その中でお口の健康が全身の健康ひいては命にまで係わると力説していただいた。なお麻木さんは,学生時代歯科助手の経験があるそうでした。続いて渋谷区の「若返るダイヤモンド体操」を渋谷サービス公社の新谷幸三様と山中芳子様による実演に合わせて説明,会場の方々と一緒に体操を行い,大いに盛り上がった。その後,山本秀樹東京都歯科医師会公衆衛生担当理事,長田渋谷区歯科医師会会長,若林先生,仲谷先生とゲストトークショーの麻木さんを交えタイトルと同様のテーマでシンポジウムが行われ,ホームケアとプロフェッショナルケアの大切さ,また渋谷区での「お口のアンチエイジング教室」などについてお話しされ時間を延長する活発なトークとなった。
なお,展示ロビーでは健康関連ブースが出展され,渋谷保健所の「口からはじめる健口づくり」,渋谷区歯科医師会による「歯科相談」や「SalivaryMulti Test(ライオン株式会社)を使った唾液検査」,東京都歯科衛生士会による「セルフチェックしてみませんか?」,東京都歯科技工士会による「入れ歯,被せ物ができるまで」,東京都栄養士会による「栄養ケアで,いつまでも美味しく食べましょう」などそれぞれに人だかりができていた。
会場を出る観客の皆様の満足そうな笑顔がこのイベントの成功を表していました。
広報常任委員会委員 綱島 俊幸