【H29報告】東京デンタルフェスティバル2017 in 練馬

平成29年12月3日(日)、練馬文化センター大ホールにて「正しい口腔ケアで、思いっきり生きよう。楽しく学ぼう!食とオーラルケア」をタイトルにして、本会、公益社団法人練馬区歯科医師会の主催のもと、東京都、グラクソ・スミスクライン・コンシューマー・ヘルスケア・ジャパン(株)の共催、そして練馬区、公益社団法人日本歯科医師会、公益社団法人東京都衛生士会、一般社団法人東京都歯科技工士会、公益社団法人東京都栄養士会の後援により、「デンタルフェスティバル2017 in 練馬」が開催された。本年度は口腔ケアと食をテーマとし、地元食材を活用したデンタルヘルシーメニューの紹介等、楽しみながら口腔ケアの重要性を理解していただき、口腔疾患の予防意識の定着をめざし、広く都民の皆様方へ周知すべく地域保険活動の一環として実施された。

当日はすっきりとした好天にも恵まれ、900名を超える多数の都民が参加し、開場前から列をなすほどの盛況ぶりであった。
地元練馬区「八丈太鼓交友会」のオープニング演奏に続き、山崎一男東京都歯科医師会会長、市川弘之練馬区歯科医師会会長、宮原伸生グラクソ・スミスクライン・コンシューマー・ヘルスケア・ジャパン株式会社代表取締役社長、前川燿男練馬区長の挨拶で開会した。そして若林健史若林歯科医院院長による「中高年以降のオーラルケアの重要性」、山本秀樹本会公衆衛生担当理事による「かかりつけ歯科医をお持ちですか?」と題した講演が行われた。

ゲストトークショーでは料理研究家の浜内千波氏をお迎えし、料理とお口の健康トークの後に練馬らしいメニューの実演を行った。練馬で採れた大根とキャベツを使った切干大根サラダを紹介して頂いた。
続いて練馬区のオリジナル体操「ねりま お口すっきり体操」を、創作者である原眞奈美氏と練馬区健康体操普及会の皆様の指導により会場の方々と一緒に体操を行い、会場全体でおおいに盛り上がった。
その後、市川会長、若林先生、山本理事に、西村一弘東京都栄養士会会長とクッキングトークの浜内氏を加え、タイトルと同様のテーマでシンポジウムが行われた。先ほどの切干大根サラダの試食と感想を交えながら進行し、「食と口腔ケア」へのアドバイスで締めくくった。
  
講演会場の大ホールホワイエでは健康関連ブースが出展され、練馬区歯科医師会による歯科相談やSalivary Multi Test(ライオン株式会社)を使った唾液検査、東京都衛生士会による「歯と口のトク得クイズ」、東京都歯科技工士会による「入れ歯、被せ物ができるまで」、東京都栄養士会による栄養相談コーナー、練馬区健康推進課による「ねりまの健康づくり」などそれぞれに人だかりができていた。
盛りだくさんの内容でイベント終了時には日もすっかり落ち、出口は最後まで学んでいった方々で混雑を見せていた。このような大盛況に終わることができたのは今回のイベント企画運営に携われた関係各位の皆様のおかげです。心より感謝申し上げます。

広報常任委員会委員  森 靖

公演風景

練馬区歯科医師会による唾液検査