豊島区歯科医師会主催「学術講演会」ハイブリット開催(開催日2月13日)受講者募集中

※ 参加希望の方は、豊島区歯科医師会事務局へFAX(03-3941-2544)にてお申込みください。

講 演

講 演:
「 当科で行っているインプラント治療と骨造成 」
「 歯の移植・再植の有用性 」
講 師:東京科学大学 口腔再生再建学分野 教授 丸川恵理子 先生

講演要旨

歯科インプラント治療における骨造成手術は自家骨ブロック移植やチタンメッシュプレート等の補強材を介した自家海綿骨移植が行われてきましたが、骨補填材や吸収性メンブレンの開発・承認で、現在では大掛かりな骨造成手術は我々の施設でも稀な状況となっています。チタンメッシュメンブレンや遮断膜を使用する際、スクリューやピンを使用していますが、比較的高度な技術を要し、造成したい部位がスクリューやピンにより陥凹してしまう場合があること、インプラント埋入時などに除去が必要なことから、極力吸収性の遮断膜を使用し、吸収性の縫合糸で固定するようにして、手術時間の短縮や手術範囲や回数を減らすように努めています。さらに、All on-4といった確立されつつある全顎インプラント治療により、骨移植量を大幅に減少できる方法やインプラントの表面性状や形態の改良により、より短いインプラントの使用が可能になったこともその要因となっています。
今回、我々が目指す患者背景に応じた低侵襲な骨造成について提示させていただき、その上で、やはり大掛かりな骨造成が必要な症例についても供覧したいと思います。ショートインプラントも入れることができない下顎臼歯部や上顎の審美領域の症例、上顎洞底挙上術だけでは不十分な症例、All on-4ができないほど骨が萎縮している症例などが挙げられます。また、インプラント治療とは違った歯の移植・再植の有用性に関しても触れたいと思います。

日 時(ハイブリット開催)

令和7年2月13日(木) 19時30分

開催場所

豊島区歯科医師会 会館 3 階「ホール」 〒170-0005 豊島区南大塚2-37-1 電話:03-3946-7696

※会場での「リアル開催」と「WEBLIVE配信」のハイブリット開催となります。

対象者

東京都歯科医師会:正会員、準会員

参加費用

無 料

申込方法(必ず事前申込が必要です)

豊島区歯科医師会へ 電話・FAX・メール にてお申込み下さい。

電話:03-3946-7696 FAX:03-3941-2544 メール:BCK00324@nifty.com

HP:豊島区歯科医師会