元号が令和になり初めての「歯と口の健康週間 いい歯いきいき上野動物園行事」が令和元年6月9日(日)に 上野動物園 西園にて開催されました。
母子保健医療、成人保険医療、高齢者保健医療の3常任委員会の委員が集合した後、山本秀樹東京都歯科医師会公衆衛生担当理事、山崎一男東京都歯科医師会会長、富田基子東京都歯科衛生士会会長、石川功和東京都歯科技工士会会長、三ツ木浩東京都福祉保健局医療政策部歯科担当課長よりご挨拶をいただき、イベントは開始されました。
委員の先生方は、Ⅰ白衣を着て写真撮影、Ⅱ歯科相談、ⅢSMT(唾液検査)、Ⅳ2色ガム、Ⅴ動物スタンプラリーの各コーナーを分担しました。
SMT(SalivaryMultiTest)とは最短5分で唾液因子①むしば菌②酸性度③緩衝能④白血球数⑤タンパク質⑥アンモニアの6項目が六角形のレーダーチャートに表示され、担当の総合的な診断を記載する欄と併せて一枚の用紙に印刷されるものです。なお、SMTの詳細についてはライオン歯科材株式会社のホームページ内の関連サイトSMTをご覧いただきたいと思います。
2色ガムとはピンクとブルーのガムを30回噛んで色の混ざり具合によって噛む能力を判定するものです。
歯科衛生士コーナーでは楽しいお話と歯磨きレッスン、歯科技工士コーナーでは入れ歯の作り方や、模型による前歯から臼歯まで形の違いの説明がなされ、子どもから大人まで幅広い年齢の皆様に口腔ケアの啓発活動を行いました。
例年の本イベント開催日は、真夏並みの暑さになる事が多いのですが、今年はくもり空で気温も涼しく、すごしやすく、筆者の担当した写真撮影では「違う色の白衣も着たい!」というリピーターも続出し大好評でした。
来場者の方には、毎年楽しみにされている方も多く、子どもの頃に参加し、ご自分のお子様を連れて来てくださるお母様もいらっしゃいました。
今回も本会役員、公衆衛生委員会委員、事務局職員をはじめ協賛企業(長田電機工業・花王・サンスター・ジーシー・ヨシダ・ライオン)含め総勢50名あまりの方々が上野動物園行事に取り組みました。
イベント当日にご協力いただいた関係各位に54回目を盛況に催行できました事を御礼申し上げます。
恩賜上野動物園入場者 15,573名
☆イベント参加者数☆
【東京都歯科医師会】
かむ能力の測定と歯科相談約500名
歯医者さんになって写真撮影約200組
動物スタンプラリー2,768名
【東京都歯科衛生士会】
歯の健康・ケア相談コーナー771名
【東京都歯科技工士会】
入れ歯の作り方コーナー324名